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現在、野菜を中心とした冷蔵発送をしております。 今後は冷蔵発送に加えて冷凍食品(冷凍発送)も視野に入れて開発準備中です。今考えているのは、”希望者に限り”月に1回程度の発送です。
冷凍食品の例;コロッケ・野菜饅頭・餃子・パン菓子類・生パスタやうどん類・トマトビューレなど
パスタ類・餃子以外はすでに生産しており、いずれも当農園の直売(農園マルシェ)では人気の高い商品です。
 
これらの商品製造には麦類の生産が必要であり、同時に人員の増強・育成・圃場の確保が不可欠です。もう一つがお米生産者グループの整形確保のために、田んぼの二毛作化(お米と麦)です。
 
現代病であるアレルギー・アトピー・癌などの多発は主には除草剤・化学物質・配合飼料・抗生物質の多用が一因です。除草剤を排し、低窒素栽培となる草木堆肥施肥による安全で美味しい野菜・穀類・加工品の生産、製造に努めてまいります。
みなさまのご支援をお願いいたします。

1 レタスの植え込み🥬 2 赤玉ねぎの植え込み。 3 セロリ 4 ほうれん草 5 除草作業 6 ブロッコリーを植える為の畑作り😊 7 麦撒き😊 この前収穫したと思ったら、
もう種蒔き。
月日が経つのはあまりにも早い😓
8 九条ネギが出荷間近となっております😊 9 白菜🥬 10 人参🥕
邑の人参は特に人気物😊
味香りが別格です。

※写真は昨年以前のものもあります。

  

「土を育て、農業承継者を育成する」 ~素朴に!豊かに!自然体に生きる!~

 
現代農業は肥料に頼り過ぎており、自然と共にあるべき本来の有機農業の美味しさや健全性を損なっております。当農園は肥料を排して草木堆肥によって土を育てることにより、体が喜ぶ農産物作りを常に心掛けております。そうした肥えた土壌で育った野菜達は菌類・微生物、そして自然が作り出したものであり、人間が小手先で作れるものではありません。
地域と農業の衰退に心を痛め、健全で美味しく品質の高い有機農産物生産による地域及び農業再生を期して、54歳で会社を退職してから20年間、ひたすら土作り・人育て(農業後継者育成)を行ってきました。
佐藤自然農園では地域再生のために志を同じくする集団営農と消費者との連帯(仲間作り)を皆様に呼びかけております。

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当農園での研修風景

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全員で畝作りを行っている処

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草木堆肥作りも全員の共同作業

■■ 土を育てる ■■  ~自然栽培(完熟野菜)~

有機野菜を求める多くの方々は安心・安全な農産物だから、などとお考えなのだと思います。
私も実はそうでした。
様々な有機肥料をやればやるほど美味しい野菜とはかけ離れていくことに気がつきました。
有機肥料と言えども化学肥料と同じで畑は窒素過多土壌に陥ってしまいます。
しかも、化学物質や抗生物質が含まれている配合飼料を餌として与えられた蓄糞が微生物や菌類を畑から駆逐して行きます。
佐藤自然農園は有機肥料に頼った有機野菜作りから決別し、畑の土をより自然の土壌に近づけるために、日本の先人達が行ってきた草木堆肥を作り、自然循環農業に移っていきました。
 
その草木堆肥の原料も自ら剪定枝を破砕し、草を刈り、化学物質を入れないために自社で全て作っております。このことにより、野菜達は美味しさを取り戻し、野菜本来の味・香り・食感、そして旨味のあるむかし懐かしい味になりました。
大変な労力と手間を要しますので、日本だけでは無くおそらくは世界でも行われていないと思います。
肥料の無かった昭和初期までの日本において行われてきた草・葉っぱ・柴などの自然物を発酵させて肥料の代わりにしてきた農法が本来の有機農業なのです。
この農法が自然環境を守り続けていく持続可能な農業と言うことになります。
 

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破砕したチップと枯葉

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草、牛糞、破砕したチップ枯葉、の順番で敷き詰めています

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草木堆肥の切り返し作業

 
「土を育てる」 
 
日本の先人達は「豊かな実りと美味しい作物を作りたければ、先ず土を育てなさい」と言っています。
肥料は野菜を育てますが、土は育てません。
土を育てるのは炭素分の多い草木などの有機物とそれを餌にして繁殖する小虫・微生物・放線菌などです。
雨が降った後にはキノコ類が顔を出します。
この土の成長は団粒構造(粒々の土の粒子)となって表れてきます。
土の粒子の中には水分・空気・肥料分が蓄えられ、保水力・保気力・保肥力が備わってきます。
ミネラル分豊富な草木堆肥を永年やり続けることによって菌類などが繁殖し続ける肥えた土(活きている)となっていくのです。
コロナ下、ウィルスは常に形を変えて次々と現れてきます。
菌類を遠ざけるばかりでは無く、菌によってウィルスの発生を抑える、菌類などとの共生が浄化機能を果たす自然循環農業ということなのです。
 

 
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草木堆肥歴21年の2番の畑

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草木堆肥歴18年の3番の畑

 
「完熟野菜」 
 
高窒素となり易い肥料栽培は野菜が成長し続けるために完熟する生理現象が起きないように作用します。これは化学肥料であっても、蓄糞・米糠・油粕などの有機肥料でも同じことなのです。
(野菜は土壌に窒素があればあるほど吸収してしまい、成長し続けてしまうため完熟しません)
それに対して草木堆肥を施肥した土壌は低窒素土壌となり、野菜はじっくりと生長し土壌の窒素が切れると、野菜の成長が止まり、生き残るために野菜の内部に蓄積したでんぷん等を分解して糖分やビタミン類に変換し生き残るためのエネルギーにします。
完熟した野菜は糖分・ビタミンに富み甘くなります。
 
完熟作用は野菜・果物の生理現象であり、低窒素土壌でしか生まれません。
急成長しないため、野菜は筋張らず栄養価に富み、歯切れが良くなります。
筋の張らない野菜は噛んでいる内に口の中で溶けていきますので、子供さんは野菜が好きになってくれます。
 
   「完熟する仕組み」の詳細はこちらから…   
 

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賀茂茄子

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ピーマン

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瑞栄(ずいえい)トマト

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紫大根

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玉ねぎ

「農法の分類」
お客様から有機野菜と表示した野菜を取ってはみたが、見た目がきれいで形が揃っており、果たして安全なのか、どのような農法なのか、その見極めがわからない、と言う質問が多い。
そこで現在行われている農法の大まかな分類をしてみます。
 
①慣行農業・・除草剤・化学肥料・農薬の3点セットを使った近代農業のことです。
②有機JAS認定農産物・・有機JAS認定のマークが付いており、有機専門の卸屋を通して販売している農家が多い。
③非公認の有機野菜・・有機JAS認定を取得せず、独自の有機肥料を使って生協・有機専門卸を通して販売を行っている。
④自然農農産物・・無肥料・無農薬栽培としており、ほとんどが家庭菜園レベルであり、生産量は限られており、
 不安定でもあり、小さなグループを形成している場合が多い。
⑤自然栽培・・窒素分の少ない草木堆肥によって土を育て、土の地力によって農産物を育てる。
 
   「農法の分類」の詳細はこちらから…   
 

自然栽培
 

■■ 農業承継者を育成する ■■ ~共同出荷への取組~

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自然循環農業を旗印にして2016年4月(株)むかし野菜の邑を結成致しました。
独立農園9軒によって、全国の消費者に向けて共同出荷を行っており、年間百種類以上の旬菜の他には自然栽培のお米・麦大豆等の穀類・果物・露天原木椎茸・お餅・味噌漬物・岩塩・日本蜂蜜・無添加の干物・麦茶・小麦粉などを皆様へお届けしております。
農園では直売所を開き、定期的にマルシェを開催し、惣菜・弁当・菓子等の販売も行っております。

「農業承継者の育成」 
 
グループに参加している農業者の多くは農業承継者が居りません。
佐藤自然農園にて研修を行い、自然栽培のお米作り、梨の生産、小麦大豆等の穀類の生産、露地野菜の生産などの後継者を育成しております。
この自然栽培を学ぶには数年を要しさらにこの農業経営を学ぶには10年以上掛かります。
育てる側も育てられる側も忍耐が必要ですし、自然から学ぶ喜びを感じてもらいたいと願っております。
 
佐藤自然農園では「健全で良質な農産物を作りたい」と願っておられる農業者志望の方々を以下の仕組みで研修生やパートさんとして受け入れております
 
先ずは、
①農業の実施体験; 数日間、実際の農作業に参加してもらい、適正をお互いに確認します。
②農作業パート; 1ヶ月~3ヶ月間、堆肥作り・農作業・収穫出荷作業まで農園の日常的作業に従事。
③研修生受入;  本人の希望と農園側の受入可能の判断が合致すれば、独立農園主候補生として
  若しくはパート希望者として受入を行います。その際、農作業・出荷作業・加工品・製造業務など
  への従事希望の方は、社員への道も開いております。
④独立農園主;  1~2年経過後、独立可能と判断されれば、佐藤自然農園が占有している農地と
  新規農地の合わせて約3反(900坪)を付与し、独立採算性の農園主となります。
  又、農園主は、むかし野菜の邑に所属し、収穫した野菜は全てむかし野菜が買い取り販売します。
  新規に独立するための過大な準備金と難しい販路開拓の必要がありません。
 
引き続きパート希望者や社員希望の人は業務の適性を見ながら受け入れるかを判断致します。
 
注)一般的な「新規独立農園主」にかかる大きなリスク
 ①独立のための準備金
  農業者として独立する場合、通常は作業小屋・トラクター・軽トラック・農業機具・農業機材
  育苗ハウスなどの先行投資が必要となります。
  (当面の生活費も含めて約10,000千円以上の資金が必要)
 ②販路開拓の難しさ
  農産物の収穫に至るまでに年月を要し、収穫ができたとしても販路がありません。
  大概は生活ができなく農業を断念してしまいます。

 
 
 

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スタッフ全員で麦蒔きをしている風景

 
「当農園の集団営農の仕組み」
    ―研修生から独立農園主への道程―
 
①研修を終えて新たな独立農園主となられた人には農地の確保を致します。
②共同出荷・共同加工・共同作業(結いの仕組み)をスタッフたちと行います。
③収穫した野菜は全てむかし野菜に納めますので、販路は確保できます。
④作業小屋・農機具・軽トラック・トラクター・農業資材などは全て佐藤自然農園がリースします。
 
以上のように「結いの仕組み」を作っており、農業未経験者でも、お金が無くとも、新規農園主への途が開けます。
但し、後は貴方の頑張り次第です。

 
 

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田北農園

 
「グループ営農の仲間たち」
 
田北農園の畑で共同で草木堆肥と焼き灰・石灰を撒くむかし野菜のスタッフ達
 
田北さんは露天原木椎茸栽培とお餅の製造、自然農米と同じく麦・大豆の生産を行っている。
 
広大な麦畑に種蒔きをするには人手が掛かるため、むかし野菜のスタッフが手伝って畑作りを行う。

 

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平野農園

 
 
平野さんは無肥料・無農薬の梨園と自然栽培のお米の生産者であり、自然循環農業に共鳴し一緒にグループを組みました。
写真の女性は歌人の俵万智さんです。

 
■  グループ営農の仕組み ■

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■■ 消費者との連帯 ■■

「肥料を使わない」「土を育てる」「野菜は土が育てる」「化学物質を極力畑に持ち込まない」そして、「栄養価の高い美味しい野菜を消費者に届ける」このことを20数年続けてきました。
全国に350余名の定期購入のお客様(同じ価値観を共有する仲間と呼んでおります)がおります。
10年以上むかし野菜を食べ続けて頂く仲間達が少なくとも150人以上は居られる。
頭が下がる思いです。
アトピーはほぼ全員完治しているし、癌の方も進行を確実に遅らせております。
不妊症に悩まれておられた12名の方から子供が授かりましたとのご報告を承けたことも嬉しい限りです。

 

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農業体験会のじゃがいも堀り

 
 

年に2回ほど行っている農園体験会は今度何時開催されるのかと聞いてこられるお客様も増えました。
子供達が楽しみにしていますと・・・

 

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農園マルシェ

 
 
農園直売所(農園マルシェ)を2020年秋に開店し、加工品・惣菜・菓子類・パン類などの加工品と旬菜を販売しております。
最初はためつすがめつ、価格表と野菜を見比べていたお客様も今では迷うこと無く買い物籠に入れていく常連のお客様が増えました。