「むかし野菜の邑」グループでは草木堆肥による自然循環農法の後継者となる研修生を募集しています。
現在は、30~40代、4人の研修生が学んでいます。
彼らも、むかし野菜の事業後継者として、何らかの形で独立し、「むかし野菜の邑」グループへ参加します。
「 今後の農作物事業展開 」
「むかし野菜の邑」グループは、2018年、大分市野田に、農作物集積所・加工施設を建設しました。
現在は、年間100種類以上の野菜・穀類・果物など、全国の固定顧客へ宅配を行っています。
販売する農産物商品は、全て「むかし野菜の邑」グループで生産したものです。
今後は、穀物生産にも力を入れ、製粉・加工品(手作り味噌・漬物・パン類)などの製造販売を行い、様々な穀類生産にも力を入れ、味噌などの発酵食品の製造を増やし、さらなる加工品の試作開発を行っていきます。
農業研修は、主に佐藤自然農園にて行いますが、「むかし野菜の邑」グループに参加している、自然農のお米・露天原木椎茸等の生産者からも学べます。
※大分県の「新規就農支援の研修農園」の指定を受けています。
「 研修終了後の自立支援 」
有機及び自然農の農業では、農地の確保・農業施設及び機械への投資・新規就農後の販路開拓・生産技術やノウハウの習得・1人農業の厳しさなどに直面し、 多くの人材が耐え切れずに辞めていくことの方が多い、という現実があります。
「むかし野菜の邑」グループは、そのような希望に満ちてこの世界に飛び込んでくる人材を、様々な形で支援し、農業者としての独立を促します。
「 お問合せやご相談 」
メール;satou_shizen_nouen@yahoo.co.jp (クリックして下さい)
または 携帯;080-2725-9092 にて、詳細はお問合せください。
タネの撒き方一つで収量が大きく変わってきます。
一朝一夕で身につくものではありませんが、しっかり指導します。
大根、人参、小松菜、カブ、どれもタネの撒き方が違います。一つ一つ身につくまで丁寧に教えます。厳しい場面もありますが、農業で自立していくための大切なステップです。
もっとも大切な堆肥づくり。
これだけを学びに県外から訪ねてくるほどです。
美味しい野菜の本質は「土」。土が健康で、土壌内部の微生物や菌のバランス、ミネラル分の適度なバランスが美味しく、体が喜ぶ野菜を育てるのです。
共同作業がむかし野菜の邑最大の特徴。
人間、一人では何もできません。
むかし野菜の邑では、「結いの制度」を導入し、皆で力を合わせ多種多様な作物生産を行なっています。一人でできることには限界があります。仲間とともに苦楽を共にすることの意味、笑い合い、相談しあえる仲間がそばにいる頼もしさがここにはあります。